赤白れんがさん作(@akashirorenga)の企画で生まれたキャラ!
赤白さんの自創作に私、神代しおりをキャラ化した子をキャラデザして作ってくださりました😭‼️
アロマとセドロール、略して『アロセド』です😘💕(私が勝手にそう呼んでいる笑)
アロセド熱が常に高くてついにアロセドSSを書いたので是非読んでください🥳
ちなみに喋り方とか諸々は私の想像なので、赤白さんの考えてたものとはズレてるかも!?なのでそこはご了承ください😂
───────────────────────────────────────
私の名前はセドロール。
アロマお嬢様に仕える執事です。
アロマお嬢様はとても素敵な御方です。
今の私があるのもアロマお嬢様のおかげです。
お嬢様には感謝しかございません。
「ちょっとセド〜〜〜!!!紅茶淹れたわ!!ティータイムにしましょ!!」
遠くからお嬢様が私を呼ぶ声が聞こえる。
「はい!ただいま参ります!」
お嬢様の身の回りのお世話は私が担当しておりますが、ティータイムに関してだけはお嬢様がご自分でやる、と聞かないのでお嬢様にお任せしております。
お嬢様の作るお菓子や紅茶はとっても美味しいんですよ。
その日の気分によって茶葉を選択して、茶葉に合ったお菓子を作ってくださるのです。
私のささやかな楽しみです。
「まったく、遅いじゃないの!私が呼んだらすぐ来なさい!早くしないと冷めちゃうわ。鮮度が命なんだから!」
「失礼致しました。本日も素敵なお菓子とお紅茶ですね。」
「あら、ありがと。部屋に篭って小説だけ書いてるのも疲れるからね〜。こういう気分転換もしたいのよ。」
そう、お嬢様は小説家です。
昔はなかなかヒット作に恵まれず売れない作家として活動していました。
今はお嬢様の作品が評価され始め、誰もが知る新進気鋭の小説家です。
お嬢様の夢がまた一つ叶おうとして私としても嬉しい限りです。
「どう?美味しい?」
「はい、とっても美味しいですよ。お嬢様の作るお菓子と紅茶は世界一です」
「照れるじゃないの!そんな褒めても何も出ないわよ〜!」
「いえいえ、私は本音を言ったまでですよ。毎日このお時間を楽しみにしているんですから」
本当にお嬢様と過ごすこの時間が私にとっての幸せ。
ウキウキ楽しそうなお嬢様を見るのが落ち着きます。
「そうだ、セド。新作が出来たのだけれども読んでくれるかしら?」
「はい、大丈夫ですよ。どのような作品なのでしょうか?」
「ふふっ、それは読んでからのお楽しみよ。ん〜、まっ、一つだけ教えてあげるとしたらセドは大好きなお話でしょうね」
私が大好きなお話……?
なんでしょう。特別コレが好き!というお話はないのですが。
「これよ、ぜひ読んでちょうだい」
「ありがとうございます。拝読させていただきますね」
どれどれ、タイトルは……っと。
お嬢様と執事くん(仮)
ばっ!お、お嬢様と執事!!?!?!
っと、いけません。私としたことがついつい動揺してしまいました。
お嬢様と執事がテーマのお話なんていくらでもあるはず。
メジャーなテーマでしょうし、何を意識してるんだろうか私は………。
どれどれ……。
ペラペラ
………小説家の夢を両親に大反対されて執事と共に家を出たお嬢様のお話。
ん?なんだか既視感が………。
お嬢様の作るお菓子と紅茶で毎日ティータイムを楽しんでいる……
えっ……!?
「って、お嬢様!?これ私とお嬢様ではありませんか!?」
「あらあら〜セドってば。そんなわけないじゃないの。小説よ、小説!それとも、設定が似すぎてて意識しちゃった?も〜セドってば可愛いんだから!」
「ち、ちっ、違いますよ!そんな、小説などで意識するはずないじゃないですか……っ!」
「も〜そうやって顔真っ赤にして反論してるとこが既に怪しいぞ〜?ふふっ」
あ〜〜〜もう!!!お話に集中しよう。そうしよう。
ペラペラ
ある時からお嬢様の下着を洗濯していたら、ドキドキした感情が芽生えてきて、『コレは……コレは恋なのか……?お嬢様を一人の女性として意識してしまったのか……私は……!?そんなこと許されるはずない……!』と葛藤する執事くん。
それ以降、お嬢様の仕草ひとつひとつがとても色っぽく映ってしまい、悶々とした日々を過ごす執事くん。
イケナイと分かってはいても抑えきれないお嬢様への恋心!恋愛感情!
さらに、さらに、
『お嬢様……お嬢様……ッ!お嬢様が悪いんですからね……ッ。ハァハァ………ウッ』
と、夜な夜な一人でシテしまって罪悪感に潰されそうになりながらも執事としての職務を全うする執事くんの熱い成長ストーリー。
果たして執事くんはお嬢様に恋心を伝えることができるのか!?
執事くんはお嬢様とエッチができる日が来るのか!?
………なんですか!!!!!!!!!このお話は!!!!??!?!
「お嬢様!!?!読みましたよ!ええ!!全部!!!!!どこが私の好きなお話なのでしょうか!?!?!説明してください!?」
「セドってば、うるさいわ。そんな興奮しないでちょうだいよ」
「興奮なんてしてませんッ!!!!」
「そんな嘘ついてもダメよ?お顔に全部出てるんだから。可愛いセドくん」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ
だめだ!お嬢様は完全に愉しんでいる。私の反応を見て愉しんでいる……っ!!!
「お嬢様、一人で………シ、シテる執事くんってなんです!?私、シたことなんてないですから!?というかお嬢様に恋心など………抱いておりませんので………ッ!!!」
「そんな必死に否定されるとショックだわ。いいじゃないの、執事とお嬢様の恋愛。とても背徳的でゾクゾクしないかしら?ふふん、セドとっても可愛くて私は大好きよッ」
………騙されるな!セドロール!!!お嬢様は愉しんでいるだけ!!お嬢様は愉しんでいるだけ!!復唱!!!お嬢様は愉しんでいるだけ!!!!う、嬉しくなんか………嬉しくないんかないですから!!!!
「か、からかわないでください!!読了しましたので私はお片付けさせていただきますね!!!ご感想は後日改めて文章でお送りさせていただきますので!!!!」
恥ずかしくてこの場にいられない!!!
逃げるようにして私はお嬢様の前から離れた!!!
あらあら、セドってば。そんなに照れなくたっていいのにね?
本当に可愛いわ、セド。
いつも私の側に居てくれてありがとうね。
これからもずっと一緒に居てくれると嬉しいんだから。
───────────────────────────────────────
アロマお嬢様と執事セドロールの真の関係とは………!!!
それは私にも分からない!!!!(二次創作なので!笑)